16740 「政治の王道から外れる」と自民・古賀氏    古澤襄

■安保法制の統一選後の審議を批判 
自民党の古賀誠元幹事長は1日のTBS番組収録で、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案の審議について、政府が来春の統一地方選後で検討していることに「政治の王道から外れる」と批判した。「国民に覚悟を求める以上、政府・与党は説明する努力が必要だが、政府・与党の議論はそれが足りない」とも述べた。
古賀氏が名誉会長を務める岸田派(宏池会)出身の小野寺五典防衛相が、行使容認の閣議決定に加わり、新型艦艇導入など抑止力向上のための政策を打ち出していることには「せきを切ったように国民の不安と心配をあおっている。小野寺氏の責任かどうかは別に、非常に遺憾だ」と語った。
「日本は平和主義を旗に、外交を通じてしっかりとした態勢を維持すべきだ。力と力の競争に入れば、いつか来た道に帰るとの心配を国民は持つのではないか」とも指摘した。(産経)
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