16773 女子生徒 事件前後の経緯明らかに 父親が公表    古澤襄

■父親が明らかにした事件前後の経緯
長崎県佐世保市で同級生を殺害したとして殺人容疑で逮捕された高校1年の女子生徒(16)が通院していた精神科とのやりとりなどを父親がまとめた書面が、4日、弁護士を通じて公表され、事件前後の様子が明らかになった。 
弁護士によると、女子生徒は3月、父親を金属バットで殴打したため、父親が精神科に通院させていた。父親は医師から「同じ家で寝ていると、命の危険がある」と助言されたため、女子生徒を事件現場となったマンションで4月から1人暮らしをさせていた。
書面によると、事件前日、両親が精神科に行き、入院措置を頼んだが、実現しなかったとしている。医師が「個室はあるが独占することになるので難しい。他の病院でも受け入れは困難」と答えたという。
また、事件の約20日前、医師が両親に児童相談窓口のほか、警察への相談も打診したが、事件前日の話し合いで警察への相談は見送ったという。
弁護士は書面を公表した際、「あくまで父親本人が書いていることだ」とし、病院側に確認していないことを明らかにした。(産経)
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