【ソウル=中川孝之】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍は14日午前9時半から25分間で、東海岸の元山(ウォンサン)付近から日本海に向けて計3発の多連装ロケット砲を発射した。
砲弾はいずれも約220キロ・メートル飛行し、海上に着弾した。
韓国を狙うロケット砲の性能向上を図るとともに、今月実施される米韓合同軍事演習をけん制する狙いがあるとみられる。同本部によると、北朝鮮軍が今年に入って発射したロケット砲や弾道ミサイルなどは今回で約150発に達した。(読売)
■北朝鮮が東海にロケット弾3発 ローマ法王の来韓直前
【ソウル聯合ニュース】ローマ法王フランシスコが韓国に到着する直前の14日午前、北朝鮮が南東部の元山一帯から東海上に口径300ミリとみられるロケット弾3発を発射した。韓国軍合同参謀本部が発表した。
同本部関係者によると、北朝鮮はこの日午前9時半、同40分、同55分と3回にわたり、ロケット弾3発を発射した。今回も航行禁止区域の設定はなかった。射程は約220キロとみられる。
韓国軍はさらなる発射可能性に備え、万全の態勢を維持している。北朝鮮のロケット弾発射は軍事的武力の誇示のほか、法王の来韓を意識したものとみられる。(韓国・聯合)
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16882 北、日本海にロケット砲3発を発射…海上に着弾 古澤襄

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