16923 首相 ゴルフ中断し災害対応    古澤襄

■静養先から官邸直行-安倍首相
安倍晋三首相は20日午前、広島市で発生した土砂崩れ災害への対応のため、山梨県富士河口湖町でプレーしていたゴルフを中断、静養先の同県から東京に戻り、首相官邸に入った。2歳男児らが死亡し、多数が生き埋めになっているとみられることから、派遣する自衛隊員の態勢を強化し、救命救助に全力を挙げるよう指示した。
首相は20日午前、「亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げ、被災された方々にお見舞いを申し上げたい」と表明。「政府一体となって、救命救助の対応に当たるように指示した」と強調した。官邸で記者団の質問に答えた。政府は、古屋圭司防災担当相らによる調査団を現地に派遣する。
夏休み中の首相は同日午前7時30分ごろにゴルフ場入りし、森喜朗元首相、茂木敏充経済産業相らとプレーを開始。被害拡大を受け、約2時間後に途中で打ち切り、いったん近くの別荘に戻った後、官邸に向かった。(時事)
杜父魚文庫

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