16966 陸自 富士総合火力演習:海空と共同     古澤襄

■離島奪還想定訓練も 
陸上自衛隊の最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が24日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で一般公開された。海空自衛隊との共同で、占拠された離島を奪還する想定の訓練もあり、招待者ら約2万9000人が見学した。
毎年、一般公開されている実弾射撃訓練はこの演習のみで、陸自によると公募枠(約5500人)に約13万3000件の応募があった。隊員約2300人と戦車など約80両、火砲約60門、航空機約20機が参加。弾薬約44トン(約3億5000万円相当)を使用した。
離島奪還訓練には空自のF2戦闘機、海自のP3C哨戒機も参加。ヘリコプターで運ばれた隊員と車両が展開したり、りゅう弾砲などの援護を受けながら戦車や装甲車が前進したりする様子などが再現された。(毎日)
■中露など 上海協力機構が中国で軍事演習…反テロ連携強化
【北京=竹内誠一郎】中国の華僑向け通信社「中国新聞社」によると、中国とロシア、中央アジア諸国で構成する「上海協力機構」の合同軍事演習が24日、中国の内モンゴル自治区で始まった。
中露を中心に陸軍、空軍などの7000人以上が参加、29日までの期間中、対テロ作戦などの連携を強める。
新疆ウイグル自治区などで大規模な襲撃事件や官民衝突が相次ぐ中国は、加盟国に「反テロ」協力強化を呼びかけている。中国の演習責任者は今回の演習について、「各国首脳の戦略的な共通認識に従い、(テロリズム・分裂主義・過激主義の)3勢力を震撼(しんかん)させ、テロ活動を打ちたたく」と語った。(読売)
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました