■中朝国境付近の竜林から東海に
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が1日午前10時半ごろ、北西部の慈江道・竜林付近から東海に向け短距離発射体1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。
同本部関係者によると、発射体は射程が約220キロ前後で、新型戦術ミサイルまたは射程を調整した短距離弾道ミサイル「スカッド」と推定される。
北朝鮮が中朝国境から南約60キロの慈江道・竜林付近から短距離発射体を発射したのは初めて。航行禁止区域は設定しなかった。竜林は地下にスカッドミサイル基地が建設された地域とされる。
韓国軍当局は発射体の種類と発射の意図を分析している。追加発射に備え監視態勢を強化した。
北朝鮮が発射体を発射したのは今年に入り18回目。2月21日からこの日まで新型ロケット弾やスカッド、中距離弾道ミサイル「ノドン」、地対地ロケット「フロッグ」、新型戦術ミサイルなど108発の中短距離発射体を発射した。
韓国軍関係者は、北朝鮮が韓米定例合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)の終了を受け、いつでもどこからでも多様な種類の発射体を発射できることを再び誇示したとの見方を示した。(韓国・聯合)
杜父魚文庫
17034 北朝鮮が短距離発射体1発 古澤襄

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