17035 オバマ米大統領の外交政策、身内からも批判    古澤襄

[ワシントン 31日 ロイター]オバマ米大統領の外交政策に民主・共和両党から批判の声が出ている。
大統領は28日、イラク、シリアで勢力を拡大するイスラム教過激派組織「イスラム国」に対する「戦略はまだできていない」と発言。共和党議員から優柔不断な態度を非難する声が相次いだ。

民主党のファインスタイン情報特別委員長も、31日のNBCの番組で、大統領の対シリア政策は「慎重すぎる」と発言。
同党のスミス下院軍委員会委員も、CBSの番組で「ウクライナ政府をより力強く支援すべきだ。ウクライナの戦闘部隊が(ロシアの)侵入に対抗できるよう支援を拡大することが適切だ」との認識を示した。
ホワイトハウス当局者は、「戦略はまだできていない」との大統領の発言について、国防総省がシリアでの軍事行動の可能性について選択肢の検討を続けていることが理由、と説明している。(ロイター)
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました