17132 対ロシア制裁発動の是非、EUが10日協議    古澤襄

[ブリュッセル 9日 ロイター]欧州連合(EU)は対ロシア追加制裁の発動の是非を10日に協議する。欧州委員会が9日、明らかにした。
EUは8日、前週末に基本合意した追加制裁を正式決定したが、ウクライナ政府と同国東部の親ロシア派との間で合意された停戦が遵守されるか検証するため、発動の是非は後日決定するとしていた。
EUの追加制裁には、ロシア政府系の石油会社や銀行に対する資金調達の制限、EUへの渡航禁止と資産凍結の対象となる個人の追加、軍事・民生両用製品の販売禁止などが含まれる。
ロシアのラブロフ外相はこの日、ウクライナ東部の停戦合意は「全般的に」遵守されているとの見解を示した。ただ、エリセーエフ駐EU代表部ウクライナ大使は、EUは制裁措置を早急に発動させる必要があるとしている。(ロイター)
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