17178 国内ニュースの最大テーマは消費増税     古澤襄

九月十三日の杜父魚ブログは「朝日は中庸の精神の伝統に戻れ」がトップ記事。朝日に甘いのではないかと苦言がくるが、八十歳を越えた老人は意外と頑固者。自分でも承知している。
しかし私の関心はチマチマした国内ニュースよりも、世界を動かしている米ロの綱引きにある。だが残念なことに読者の関心は国内ものにある。予想もしなかった朝日を叱る記事がトップになって「ヘエー」と絶句した。
国内ニュースを軽視しているわけではない。だが私の視点は消費増税の一点に絞られている。後のニュースは独断と偏見でチマチマしたニュースにしか見えない。
消費増税論は10%増税を予定通り来年10月から実施する理論派と、延期してでも日本経済の回復軌道を確かなものにして実施する現実派のせめぎ合いが水面下で始まった。
8%増税でも国民の消費動向に影響が出た。それを安倍首相がどう見ているか。アベノミクスは第三の矢を確かなものにしなければならない。10%増税はその先に果たすべきだろう。いまの予定通り派は喉元過ぎて熱さを忘れたきらいがあるのではないか。
この視点で十四日には私の見解を長文で書いた。国内ニュースの最大テーマはこの一点に絞られている。決して軽視しているわけではない。
①朝日は中庸の精神の伝統に戻れ    古澤襄
②中国主席がロ大統領と会談    古澤襄
③アイスランド火山噴火の有毒ガス    古澤襄
④米国の対「イスラム国」作戦でシリアはどうなる?    古澤襄
⑤巨大肉食恐竜スピノサウルスは水中で生活?     古澤襄
⑥朝日が支えた『河野談話』を潰せ   桜井よしこ
⑦臨時国会 今月29日召集の方針固まる    古澤襄
⑧米が対ロシア制裁強化、銀行最大手も対象に    古澤襄
⑨ロシアはウクライナ領土の尊重を    古澤襄
⑩ケリー国務長官、トルコに対イスラム国の戦いに参加を要請    古澤襄
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました