17239 イスラム国がトルコ人質49人解放    古澤襄

■トルコ 対イスラム国有志連合とは距離
【カイロ=大内清】トルコのダウトオール首相は20日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束していたトルコの領事館職員ら49人が同日、解放され、トルコ南部へ移送されたことを明らかにした。解放の詳しい経緯は不明だが、エルドアン大統領は声明で、情報機関が救出にあたったと説明、トルコのメディアは身代金の支払いはなかったと報じている。
トルコの領事官職員らは6月、イラク北部モスルで拘束された。トルコは、北大西洋条約機構(NATO)に加盟しているが、米国がシリアでイスラム国を空爆する際のトルコ国内の基地使用を認めない方針を示すなど、対イスラム国有志連合とは距離を置いており、人質がいることを理由に挙げていた。

今回の解放で、トルコがイスラム国と対決する上での障害が一つ取り除かれた形だ。ただ、イスラム国の支配地域に隣接するトルコには、テロの矛先が自分たちに向くことなどへの懸念もある。イスラム国をめぐる政策に変化が生まれるかは不透明だ。
一方、トルコ政府高官は20日、イスラム国の攻勢を逃れてトルコへ入国したシリアのクルド人難民が4万5千人に達したと述べた。(産経)
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