■統一選で首相「力合わせ政権奪還完成」
今年結党50年を迎える公明党は21日、東京都内で党大会を開き、山口那津男代表の4選を承認した。山口氏は、来春の統一地方選の勝利に全力を挙げる。記者会見では、平成28年の衆参同日選の可能性について「いっぺんに多数の民意を取り込むダブル選は憲法の精神にふさわしくない」と否定的な見解を示した。
来賓として出席した安倍晋三首相(自民党総裁)は統一選の勝利に向けて「公明党と力を合わせ、政権奪還を完成させたい」と呼びかけた。集団的自衛権の行使容認をめぐる安全保障法制に関しては「丁寧な説明を続け、国民の命と暮らしを守る法整備をしたい」と理解を求めた。
山口氏は、統一選での「全員当選」に向け「先頭を切って戦う」と表明。消費税再増税の環境を整えるため「補正予算を含め経済対策を取るよう求めたい」と述べた。
人事では、井上義久幹事長、石井啓一政調会長ら主要幹部を再任した。漆原良夫国対委員長を新設の党中央幹事会会長に起用し、後任に大口善徳国対委員長代理を充てた。古屋範子党女性委員長を北側一雄氏と並ぶ副代表に起用し、女性登用をアピールした。(産経)
■民主・枝野幹事長、次の解散・総選挙は「私が首相ならこの秋にやる」
民主党の枝野幸男幹事長は21日夜、BS-TBS番組に出演し、衆院解散・総選挙の時期について「私が安倍晋三首相なら、この秋にやると思っている。(29日召集予定の臨時国会の)冒頭かもしれない」と述べた。また「(解散は)首相の専権事項だが、『冒頭解散』もあり得るとの覚悟はしておかなければならない」とも述べた。
枝野氏は、幹事長就任前の今月8日のBS番組では「11月9日が投票日だと思う」と語っていた。(産経)
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17255 公明党大会 山口代表、衆参ダブルに否定的 古澤襄
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