■中国政府系新聞が報じる
[北京 22日 ロイター]中国の政府系新聞は22日、中国・新疆ウイグル自治区の過激派がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」から「テロリスト訓練」を受けるために、中国を離れたと報じた。自国での攻撃が訓練の目的だとしている。
新疆はイスラム教を信仰するウイグル族の住民が多く、中国当局は近年多発している暴力事件がイスラム系分離主義者らの犯行とみている。
同自治区では、21日に少なくとも3カ所で爆発が起き、2人が死亡し、複数の負傷者が出たと政府系ニュースサイトは伝えている。
共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は、中国の「反テロ職員」の話として、新疆の過激派は「テロリスト技術の訓練を受けようとしているだけでなく、中国でのテロ活動激化への支持を得るために実際の戦闘を通じて国際的なテロ組織とのつながりを広げようとしている」とした。
同紙は、新疆の過激派が最近、シリアやイラクでのイスラム国の活動や東南アジアでのイスラム国の「分派」に関与していると報じた。
また、新疆の過激派とされる4人が今月、インドネシアで逮捕されたとしている。(ロイター)
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17264 中国新疆の過激派、イスラム国から「テロ訓練」受ける 古澤襄
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