御嶽山噴火による負傷者数などの長野県内の人的被害について、地元消防などが発表した内容が繰り返し修正されるなど混乱がみられた。
木曽広域消防本部は27日午後10時、「成人女性1人が死亡」と発表。「現場で活動中の災害派遣医療チーム(DMAT)の医師が確認した」と説明した。さらに、午後8時25分段階で43人としていた重傷者についても10人に訂正した。
しかし、県警は「死者は確認されていない」と否定。その後、午後11時になって消防本部の職員が、けがをして搬送された患者からの伝聞情報を誤解して死者が確認されたと誤認していたことが判明した。
一方、県警は「機動隊員も入山できていない」などとして、28日午前0時の段階でも病院に搬送された負傷者数などは発表していない。(読売)
杜父魚文庫
17317 被災者数の情報混乱…発表内容を繰り返し修正 古澤襄

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