■7時間後、実施せず帰還-イスラム国
【ロンドン時事】レーザー誘導爆弾を搭載した英空軍のトーネード戦闘爆撃機2機が27日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する初めての空爆任務のため、キプロスにある英空軍基地からイラクに向け発進したが、空爆は実施せず約7時間後に帰還した。
26日に議会がイラクでのイスラム国に対する空爆を承認したことを受け、英国は米国などが行っているイスラム国への軍事作戦に加わることになっている。
英国防省はトーネードが「標的を確認し次第、攻撃任務に入れる」としていたが、帰還後、「直ちに空爆が必要な標的は確認されなかった」と発表した。キプロスの英空軍機は、これまでもイラク上空で偵察任務を行っていた。(時事)
杜父魚文庫
17319 英軍機、初のイラク空爆任務 古澤襄

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