長野、岐阜両県境の御嶽山(3067メートル)の噴火から一夜明けた28日、長野県警や自衛隊、地元消防などは早朝から、計528人態勢で山頂付近に取り残された登山者らの捜索を始めた。
長野県によると午前9時半現在、噴火による重軽傷者は30人、家族らと連絡が取れない人が45人(速報値)いる。負傷者は、県内の医療機関を受診した人を集計したという。また、自衛隊ヘリが午前6時半に山頂付近で3人を救助し、さらに午前10時時過ぎに4人を救助した。
長野地方気象台によると、、噴煙は28日午前5時50分現在、火口上空約800メートルに及んでいる。噴火直前の27日午前11時から28日午前0時までに計353回の火山性地震を観測。その後も1時間当たり10回前後観測し、「火山活動が活発化は状態が続いている」としている。
長野県は27日夜、新潟、山梨など5県に対し、災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣を要請。28日午前8時現在、計27チームが登山口などで活動している。(読売)
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17320 御嶽山、自衛隊ヘリが7人救助…重軽傷30人 古澤襄
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