17323 4人死亡、27人が心肺停止    古澤襄

■山頂付近で見つかる-避難者は全員下山・御嶽山噴火
長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県警は28日、山頂付近で心肺停止状態だった31人を発見した。このうち4人を麓に運んだが、死亡が確認された。
県警などは、二次災害の恐れから、同日午後2時すぎ、この日の救助活動を打ち切った。29日朝、残る27人の救出を再開するとともに、他に巻き込まれた登山者らがいないかの確認を進める。
県警によると、4人はいずれも男性。
山小屋などに避難していた登山者らは全員、救助されたか自力で下山した。ただ、長野県側の下山者のうち30人が重軽傷を負い、岐阜県側でも10人が重軽傷という。
気象庁によると、御嶽山は28日午後も噴火が続いており、上空約300メートルに達する噴煙が確認された。政府は同日、災害対策基本法に基づく対策本部を設置。首相官邸は官邸連絡室を対策室に格上げした。(時事)
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