17324 御嶽山、今後も噴火の可能性…気象庁予知連    古澤襄

気象庁の火山噴火予知連絡会(会長=藤井敏嗣東京大名誉教授)は28日、御嶽山の噴火に関する拡大幹事会を開き、「火山灰にはマグマに由来する物質は確認されておらず、水蒸気爆発と判断した」との見解をまとめた。
今後の見通しについては、「噴火後も火山活動が高まった状態で、今後も噴火が発生する可能性がある」と指摘、噴石や火砕流、降雨時の土石流に警戒するよう呼びかけた。
見解によると、噴煙は火口から約7000メートル上空に達したと見られ、大きな噴石は火口から1キロ範囲に飛散していた。噴火の指標となる火山性微動は続いているが、頻度は減少。地殻にも大きな変化がないため、「大規模な噴火につながる兆候は認められない」とした。藤井会長は、終息時期について「現時点ではわからない」と述べた。(読売)
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