17353 不明者の捜索難航、長期化必至    古澤襄

ロイターが日本の御嶽山の行方不明者の捜索が難航し長期化が必至という見通し記事を明らかにした。客観的にみれば外国通信社の見通しが正しかろう。だが、これから本腰をいれて数々の困難な条件をクリアしていこうと決心している日本の救助・捜索活動者にとっては、外野からあまり客観性で強調して水を掛けることをして欲しくない。
<御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火から4日で1週間を迎えた。。死者は47人に上り、火山災害としては1991年の雲仙・普賢岳(長崎県)を上回り戦後最悪となった。大型で非常に強い台風18号の接近で、週明けに大雨が予想される上、毎年10月下旬には山頂付近に雪が降る。
捜索用重機の搬入にも支障が出ることが予想され、救助・捜索活動は難航、長期化は必至だ。
長野県は3日、山頂付近で噴火に巻き込まれたとみられる16人と現在も連絡が付かないと発表。19人と明らかにしていた木曽町も同日、行方不明者は16人と訂正した。県は「まだ人数が増える可能性も」と説明した。(ロイター)>
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