17354 三日のトップ記事は「浅間山は大丈夫なのか」だったが    古澤襄

■四日の読者が注目したのは米国が対ベトナム武器禁輸を一部解除したワシントン情報
海外通信社や海外メデイアの報道をウオッチしてきた杜父魚ブログだから、読者傾向もその傾向が強い。だが三日のブログ読者は拙稿の「信濃の浅間山は大丈夫なのか」をトップ記事に選んで頂いた。紅葉の季節を迎えて軽井沢や小諸、浅間山麓を訪れる人たちが増えている。
歓迎すべきことなのだが、同じ信州の御嶽山噴火の悲劇を心に刻みながら用心して秋の旅行を楽しんで欲しい。
三日の読者が選んだ記事の二位に「米国 対ベトナム武器禁輸を一部解除」が付けている。やはり杜父魚ブログの読者たちだとわが意を得た思いだたったが、それが日付が変わって四日になるとトップ記事は香港・米ウォール・ストリート・ジャーナルの「天安門事件から考える香港のデモの結末」だったが、二位は「米越、関係改善なお課題」、三位は「対越武器禁輸の解除 米CNN、英ロイター、仏AFPの違い」。まさに海外報道系のオンパレードとなった。
日本の読者は中国とベトナムの関係悪化に注目している。米国にもベトナム戦争で多くの米兵を失った旧敵国というベトナム後遺症が残っている。対中関係の悪化が目立つ米国だが、それが一足飛びにベトナム親善・友好といかないところに、元敵国の武器輸出解禁ニュースがワシントンから飛び込んできた。
日本の読者が米中関係のからみもあって、このニュースに注目したのであろう。
「米越、関係改善なお課題」はハノイからの時事通信の特派員記事。時事は仏AFPと契約しているから中東情報や旧宗主国フランスのベトナム情報に強い。一筋縄でいかない米越関係の改善についてハノイからの情報はワシントン情報と異なった視点がある。
三位の「対越武器禁輸の解除 米CNN、英ロイター、仏AFPの違い」も時事ワシントン・ニュースの速報をきっかけに、大手外国・メデイアの報道ニュアンスの違いを指摘した。次女がロイターにいたので、経済ニュースに強いロイターには共同在社当時から注目していたが、いまではカナダの大手情報サービス企業・トムソンに買収されて昔日の英ロイターではない。
といってもトムソンそのものが多国籍情報サービス企業だからトムソン・ロイターは「ロイター」のブランド名を使ってはいる。ロイター情報の国際的なウエートは変わらない。イギリス国内の情報にも相変わらず強い。
■三日の杜父魚ブログ・トップスリー
①信濃の浅間山は大丈夫なのか    古澤襄
②米国 対ベトナム武器禁輸を一部解除    古澤襄
③御嶽山噴火 まだ複数の人が安否不明か    古澤襄
■四日午前四時現在
 
①天安門事件から考える香港のデモの結末    古澤襄
②米越、関係改善なお課題    古澤襄
③対越武器禁輸の解除 米CNN、英ロイター、仏AFPの違い  古澤襄
杜父魚文庫

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