同じニュース・ヴァリューとして論じるわけにいかない。強いて言うとすれば、政党支持率5・6%の民主党が改造人事の目玉といわれた小渕優子経産相の「政治とカネ」疑惑を探り当てて、ここぞとばかり国会で攻め立ているが、大差の40・2%の自民党、4・1%の公明党の政権与党はあまり痛痒を感じていないということだろうか。
安倍首相はイタリアのミラノで開かれたASEM=アジア・ヨーロッパ首脳会議に出席、ここでロシアのプーチン大統領と約10分間会談、中国の李克強首相とも踏み込んだ会話はないものの握手して、あいさつを交わした。
現下の国際情勢で安倍首脳外交は、着実に打つ手を下している。その一方で、日本の国会では”うちわ”がどうの!東京・明治座で開催した観劇会で、支持者から集金した収入よりも支出が多い!といった追及に血道をあげて口角泡を飛ばしているのだから情けない。落差が大き過ぎる。
いっそのこと、ミラノから首相が帰国したら解散権の伝家の宝刀を抜いてしまったら・・と言いたくなる。
■日ロ首脳、APECで再会談へ=対話継続を確認
【ミラノ時事】イタリア・ミラノ訪問中の安倍晋三首相は17日午前(日本時間同日午後)、ロシアのプーチン大統領と約10分間会談した。両首脳は、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて本格的な首脳会談を行うことで一致。日ロ間の政治対話を継続させていくことを確認した。
両首脳の会談は、今年2月にロシア・ソチで行って以来で、ウクライナ危機後は初めて。首相は「困難な状況下にあっても、日ロの政治対話の継続を重視している」と表明し、大統領も賛同した。首相がAPECの際の首脳会談の実施を呼び掛け、大統領は「間違いなく会いたい」と応じた。
首相はまた、ウクライナ情勢に関し、「停戦合意の完全な履行が確保されるよう、引き続き大統領の指導力発揮を期待したい」と要請。大統領は「全体としてプロセスはゆっくりと前向きに動いている」との認識を示した上で、「まだ立場の違いはある」と指摘した。(時事)
■日中首相が握手、踏み込んだ会話なし…ASEM
【ミラノ=海谷道隆】イタリア訪問中の安倍首相は16日夜(日本時間17日未明)、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議の夕食会に出席した際、中国の李克強(リークォーチャン)首相と握手し、あいさつを交わした。
安倍首相に同行している世耕弘成官房副長官によると、夕食会の最後に各国首脳が立ち上がり、あいさつを交わす中で両首相も接触した。踏み込んだ会話はなかったという。安倍首相はかねて、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて習近平(シージンピン)国家主席と日中首脳会談を行う可能性を探っている。(読売)
■安倍首相と李克強首相があいさつ ミラノNHK
安倍総理大臣は、訪問先のイタリアのミラノで、日本時間の17日朝早く、中国の李克強首相と立ち話の形であいさつを交わしました。
安倍総理大臣と李首相がことばを交わすのは、双方が就任して以来初めてです。
ASEM=アジア・ヨーロッパ首脳会議に出席するためイタリアのミラノを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の17日未明から行われたイタリア大統領主催の夕食会のあと、午前5時すぎに中国の李克強首相と立ち話の形であいさつを交わしました。
世耕官房副長官によりますと、夕食会を終えて出席した各国の首脳たちが席を立つなか、安倍総理大臣と李首相がにこやかに握手し、「ご機嫌いかがですか」といったことばを交わしたとみられるということです。
また、この中では、来月北京で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議に合わせた日中首脳会談の実現についてのやり取りはなかったということですが、今回の2人の接触が首脳会談に向けた弾みになるかどうか注目されます。
■中国外務省報道官「把握していない」
安倍総理大臣が訪問先のイタリアのミラノで中国の李克強首相と立ち話の形であいさつを交わしたことについて、中国外務省の洪磊報道官は17日の記者会見で、「自分は把握していない」と述べました。
そのうえで、「日本との関係についての中国の立場ははっきりしている。われわれは、日本側が両国関係の中の重大でデリケートな問題を誠意をもって適切に解決し、関係を発展させるうえでの政治的な障害を、実際の行動によって取り除く努力をすることを要求する」と述べ、従来の立場を強調しました。(北京NHK)
■「知らないでは済まされない」と小渕氏
小渕優子経済産業相は17日の衆院経産委員会で、自らが関係する政治団体の不透明な収支について「知らなかったでは済まされない」と述べ、自らの責任に言及した。ただ、平成24年に支持者向けに開催した観劇会に関する収支が政治団体の収支報告書に記載されていないことが新たに判明。小渕氏は「しっかり調べたい」と苦しい答弁を繰り返した。
小渕氏関係の政治団体「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」の収支報告書によると、22、23年に支持者向けに東京・明治座で開催した観劇会で、収入よりも支出が2年間で計約2642万円上回った。民主党の近藤洋介氏はさらに24年の観劇会に関する記載がないことも含め、公職選挙法や政治資金規正法(虚偽記載、不記載)に違反する疑いが「濃厚だ」と追及した。
これに対し、小渕氏は19年以降毎年開催している観劇会で「1万~1万2千円」の会費を徴収したと明言。「実費をいただいたと承知しているが、差額がどこに消えたかは私も分からない」と説明した。さらに「大変多額で、私自身驚いている。使途不明金についてしっかり説明できるように調査したい」と述べ、使途不明金の存在を認めた。
小渕氏はまた、自身が代表を務める政治資金管理団体が、事務所の維持に充てる「事務所費」でベビー服を購入したと認めた。小渕氏は「贈答品で公私混同はしていないが、記載を含めしっかり調査したい」と述べた。維新の党の今井雅人氏の質問に答えた。(産経)
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17476 いっそのこと、解散権の伝家の宝刀を抜いてしまったら 古澤襄
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