[北京 31日 ロイター]新華社が中国公安省の発表を引用して報じたところによると、中国当局は、経済犯罪容疑で海外逃亡した180人の身柄を拘束した。
不正に得た資産を持って海外逃亡した官僚などを標的として、3カ月前に開始された汚職撲滅政策「キツネ狩り」作戦の一環。このうち104人が逮捕され、76人は自首のため帰国したという。
公安省は「関連諸国の協力のおかげで、アフリカ、南米、南太平洋、西ヨーロッパで成果がみられた」と明らかにした。また、タイ、フィリピン、マレーシア、カンボジアなどに20チームを送り込み75人を逮捕したという。
今月に入り、中国は40カ国以上から帰国した128人を確保したと発表したが、全拘束者の人数は明らかにされていない。(ロイター)
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