■市場心理好転—東京市場
連休明け4日の東京株式市場では、日銀による量的・質的金融緩和の拡大を受けて市場心理が好転した前週末からの流れを引き継ぎ、日経平均株価は大幅に値を上げた。終値は前週末比448円71銭高の1万6862円47銭と、2007年11月以来ほぼ7年ぶりの高値になった。値上がりは4営業日連続。取引時間中には1万7000円台に乗せる場面も見られた。
日銀の追加緩和に加え、円安加速や前週末に発表された年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による日本株の投資比率拡大も株価を押し上げた。ただ、買い一巡後は利益確定売りに押されて伸び悩んだ。日経平均はこの4日間で1532円も上昇。市場関係者から「短期的な過熱感が出始めている」(大手証券)との見方が出た。(時事)
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17640 株、一時1万7000円=7年ぶり高値 古澤襄

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