■次期米大統領選に有利か-中間選挙
【ワシントン時事】全米50州のうち36州が改選となった中間選挙の州知事選では、共和党が躍進し、米主要メディアによると、5日午前2時(日本時間同日午後4時)現在、24州で当選を確実にした。共和党は非改選7州と合わせ、現有の29州を上回る31州を手中にした。
州知事は、州ごとに選挙人を総取りする大統領選で大きな政治力を発揮するとされる。共和党の勝利は、2016年の大統領選の動向に影響を与えそうだ。
知事選は、民主党が現職の改選州の多い共和党に攻勢をかける展開になったが、共和党は現有州の多くを手堅く確保した。ジョージア州知事の座を狙い民主党から出馬したカーター元大統領の孫のジェイソン・カーター氏は、共和党現職に敗北。フロリダ州でも、共和党現職のスコット氏が、同党から民主党にくら替えした前職のクリスト氏を小差でかわした。
共和党の次期大統領候補に取り沙汰されるウィスコンシン州の現職ウォーカー氏は、自転車メーカー創業者一族の民主党の女性候補に勝利。共和党はさらに、伝統的に民主党の地盤であるメリーランド州やオバマ大統領のお膝元イリノイ州を奪取した。
民主党は、ハワイ州で日系のイゲ氏が当選。ペンシルベニア州でも共和党現職を破ったが、獲得州は8州にとどまっている。(時事)
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17650 共和知事、現有上回る 古澤襄
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