日本と中国の両政府が、北京で10、11の両日に行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、安倍首相と中国の習近平(シージンピン)国家主席による初の首脳会談実施に向けた最終調整に入ったことがわかった。
複数の政府関係者が5日、明らかにした。国際会議での短時間の接触などを除けば、中国国家主席との日中首脳会談は2011年12月以来約3年ぶりで、第2次安倍内閣では初めて。
日中双方の関係者が今後、水面下で首脳会談に向けた最終的な詰めを行う方向で、会談の形式なども調整している。日中首脳会談が実現するかどうかは国際的にも注目されており、中国側はAPEC主催国として、日本との会談を調整すべきだと判断したとみられる。(読売)
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