17670 日中が対話再開へ、尖閣めぐり見解の相違認める    古澤襄

[東京 7日 ロイター]日中両政府は7日、政治・外交・安全保障の対話を徐々に再開し、信頼関係の構築に努めることで合意したと発表した。両国関係は尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって緊張状態が続いていたが、同問題について日中が異なる見解を有しているとの認識で一致した。
日本と中国が発表した文書によると、両国は戦略的互恵関係を引き続き発展させていくと指摘。「歴史を直視し、未来に向かうという精神に従い、両国関係に影響する政治的困難を克服することで若干の認識の一致をみた」としている。
さらに、尖閣など東シナ海の緊張状態について両国が異なる見解を有しているとの認識で一致したとした上で、「政治・外交・安保対話を徐々に再開し、政治的相互信頼関係の構築に努めることにつき意見の一致をみた」としている。

日本と中国は、北京で来週開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で首脳会談を模索。国家安全保障局の谷内正太郎局長が6日から訪中し、大詰めの調整をしていた。(ロイター)
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