17742 GDP、年1.6%減=7月~9月    古澤襄

■2期連続マイナス 消費再増税、先送り決断へ
内閣府が17日発表した7月~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算で1.6%減となった。2四半期連続のマイナス成長。景気回復の遅れが裏付けられたことを受け、安倍晋三首相は来年10月に予定される消費税率10%への再引き上げを1年半先送りし、経済再生を掲げて国民に信を問うため衆院解散に踏み切る考えだ。
物価の影響を反映し生活実感に近い名目GDPは前期比0.8%減、年率換算で3.0%減だった。

実質GDPを主な需要項目別にみると、個人消費は前期比0.4%増、住宅投資は6.7%減、設備投資は0.2%減、公共投資は2.2%増、輸出は1.3%増、輸入は0.8%増。(時事) 
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