衆議院は、午後1時から開かれた本会議で、伊吹衆議院議長が解散詔書を読み上げ、解散されました。各党は、来月2日公示、14日投票の衆議院選挙に向けて、事実上の選挙戦に入ります。(NHK)
”事実上の選挙戦”という言葉には意味がある。解散から12月2日の公示日までが、各候補にとって思い切り動ける期間だが、公示日にから投票日までは、選挙違反を含めてガンジガラメに縛られる。候補者にとっては解散から公示日までの期間が長い方がいい。
ところが今回はこの期間が短い。年内解散を予測して”金帰火来”・・金曜の夜に選挙区に帰り、週末に地元での政治活動をして火曜に東京に戻ることを励行してきた議員でも、この期間の短さには一抹の不安が漂っている。
ましてや年内解散はあり得ない、年末、年始に選挙区帰りをしてじっくり地元での政治活動をしようと目論んでいた議員にとっては、想定外のことが起こった。スタートの遅れをどう取り戻すのか、悲喜こもごもの選挙区帰りが始まった。
杜父魚文庫
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