■イスラム国対応などでオバマ側と意見対立
【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は24日、ホワイトハウスでヘーゲル国防長官の辞任を発表する。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する掃討作戦などをめぐる意見対立が背景にあるとみられる。
ウクライナ情勢、アフガニスタンからの米軍撤退などの諸問題も抱える中での辞任は、オバマ政権に大きな打撃となる。
発表に先立ち、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は24日、ヘーゲル氏が辞任すると報じた。同紙は政権高官の話として、辞任はオバマ大統領の要請に基づくものだとしており、事実上の更迭とみられる。
与党・民主党が大敗した先の中間選挙後、オバマ政権の閣僚の辞任は今回が初めてとなる。
ヘーゲル氏は昨年2月に就任。オバマ政権の安全保障チームの中で唯一の共和党出身者だった。(産経)
杜父魚文庫
17819 ヘーゲル辞任 米紙「事実上の更迭」 古澤襄

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