[ワシントン 25日 ロイター]24日に辞任したヘーゲル米国防長官の後任と目されているミシェル・フロノイ元国防次官が、長官のポストに就く考えのないことが分かった。複数の関係筋が25日、ロイターに対し明らかにした。
フロノイ氏は、シンクタンクである新アメリカ安全保障センター(CNAS)の共同創立者で最高責任者。同氏はCNASの役員会に対し、現在の役職にとどまると書簡で表明したほか、オバマ大統領にも国防長官の後任候補から外すよう求めたという。
関係者の1人によるとフロノイ氏は、一番年少の子供が13歳であり、家庭の事情を就任固辞の理由として挙げているもようだ。
フロノイ氏は2012年に国防総省を辞任。今年行われたロイターとのインタビューでは、オバマ政権が政策決定を中央に集中させていることに懸念を表明していた。(ロイター)
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