17892 小沢一郎に迫る自民一年生議員    古澤襄

12月4日午前8時現在のブログ読者が関心を持った記事ベスト・テンは以下の様になっている。衆院選挙関係は10本の記事中4本。杜父魚ブログでは早くから与党が300議席を窺うと予測しているので読者にとってはニュース性は薄いのかもしれない。
民主党が伸び悩んでいるのは、個別の記事で細かくフォローしてきた。ブログの読者は民主党が100議席には到底届かないと、これも早くから認識していただろう。微増にとどまるという大手新聞社の予測も、その意味では別に驚くほどのことではない。
強いていえば、三位につけている「自公、300議席超す勢い」が、衆院選序盤情勢の趨勢といえよう。ここでも強調してあるが、投票率の低さが懸念材料。大手新聞社の序盤選挙情勢が有権者の選挙行動を呼び起こすか、はたまたその逆になってしまうか、神ならぬ身には分からない。
それでも各選挙区ごとに点検すれば、興味ある事象が散見される。北海道、東北、関東でその一端をみてみる。
▼北海道の見所=前回選挙では自民党が12選挙区で全勝している。こんどは半々だろうと思っていたが、2区と5区、9区、11区12区は自民党が優勢、10区は公明党が優勢。残る6つの選挙区で自民党と民主党が激しいデッドヒートを演じている。比例では共産党が議席を獲得するかが焦点。
▼東北の見所=岩手4区で小沢一郎と自民党一年生議員がデッドヒートを演じているので予断を許さない。小沢は初めて比例との重複立候補をしている。
▼関東の見所=やはり小渕優子の群馬5区であろう。民主党が5区の擁立を諦めたので独走態勢に入ったが、小渕は他選挙区の応援を自粛して、5区をまんべんなく”お詫び行脚”に精を出し後援会組織もフル回転。もうひとつ、みんなの党が解党した渡辺喜美は無所属で自民党候補と接戦を演じている。
①維新、次世代は劣勢     古澤襄
②中国の防空圏は「違法」    古澤襄
③自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢    古澤襄
④日本の政治風土を考える 総理と大統領の違い    加瀬英明
⑤初代の帰還から4年    古澤襄
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⑦「馬英九への挽歌」    宮崎正弘
⑧【誰も言わない財務省の失敗:最高官庁】    MoMotarou
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⑩増税と閣僚辞任絡んだ解散の決断    古澤襄
杜父魚文庫

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