17947 投票率、戦後最低か    古澤襄

■「50%台前半」予想も
衆院選は14日、投開票を迎えるが、投票率の低下が懸念されている。
師走の選挙で、野党が政権交代を掲げていないことから盛り上がりを欠いており、戦後最低だった前回2012年の59・32%(小選挙区選)を下回る可能性が強いとの見方が出ている。組織力のある自民、公明、共産各党は支持固めに努める一方、民主、維新両党などは無党派層などへの投票呼びかけに必死になっている。
読売新聞社が2、3日に実施した全国世論調査で、衆院選に「関心がある」と答えた人は計69%で、12年の調査に比べ10ポイント以上低かった。このため、自民党内からは「投票率は50%台の前半だろう」と予想する声が出ている。
投票率が低下すれば、個人後援会や企業・団体など組織の支援を受ける自民党に有利に働くとみられる。党幹部は、「自民党支持者をまず固めることだ。そこを固めれば無党派もついてくる」と話す。(読売)
杜父魚文庫

コメント

  1. Watcher より:

    「戦後最低の投票率」といわれるが、その最大の原因は「戦後最低の野党」の存在にある。
    野党が、もう少しましな存在であれば、有権者に投票行動を促す筈だ。
    「団扇」や「公約」に見られるように、あまりにも対立軸がお粗末だ。
    自民党支持者でもアベノミクスは最高、最善のものとは思ってはいない。しかし、これしかないのが現実だ。
    いい加減な適当なことを出任せに言う「野党」など、もう不要なのだ。
    14日20時以降、それが明らかになっていくだろう。

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