18008 民主党の党代表は岡田代表代行に収斂か     古澤襄

12月21日のブログは午前2時に読者のアクセスがピーク線を描いていた。桜井よしこさんの「”弱い日本”を望む米国の反日言説」に読者の関心が集中していたが、たしかに米国は”強い日本”を望んでいない。アジアで強い日本と軍備拡張に狂奔する中国が衝突することを怖れている。
米国にとって広大な中国の市場の魅力は捨てきれない。だが中国のバブルが崩壊、中国市場が予想される様な崩壊現象に見舞われたら、ご都合主義の米国はどうするのだろうか。桜井論評を読みながらしばし考え込む。
来年一月の民主党大会で党代表には岡田代表代行に収斂するのではないか。機を見ることに敏な枝野幹事長は早くも岡田支持を鮮明にしている。来春の統一地方選挙を目前にしているので、民主党系の地方議員は連合の組織票が必要不可欠、野党再編論議に加わる余裕はない。
九位に「新党にこだわる前原氏、再編掲げ代表選出馬か」が出たが、「言うだけ番長」(産経)の前原に党内の支持が集まるとは思えない。
とはいえ前原は民主党内では有数の外交・安保の論客。日米同盟論者で同盟強化・中国脅威論、集団的自衛権の行使及び日本国憲法第9条改正の必要性、武器輸出三原則の見直しを明確に打ち出している。民主党の保守論客なのだが、左派からの反発が根強い。果たして民主党の代表選に負けを承知で出馬するのだろうか。
それよりも野党の再編論議にまっしぐら・・という予感がする。
①「弱い日本」を望む米国の反日言説    桜井よしこ
②マイク・ホンダ米下院議員訪韓    古澤襄
③岡田氏 代表選立候補は年内に判断    古澤襄
④民主・枝野幹事長 代表選で細野氏支持は難しい    古澤襄
⑤中韓に「親しみ感じない」過去最高…内閣府調査    古澤襄
⑥川に進駐軍を叩き落とした中学生たち    古澤襄
⑦ソウルからヨボセヨ 反日版「パブロフの犬」    黒田勝弘
⑧プーチン露大統領、朴大統領と金正恩第1書記を同時招待    古澤襄
⑨新党にこだわる前原氏、再編掲げ代表選出馬か    古澤襄
⑩衆院選挙結果と展望    池田元彦
杜父魚文庫

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