18022 円安の影響で、日本で補完生産して輸出する動きも    古澤襄

■自工会会長 現地の生産能力を拡大せずに日本での生産から補完する
[東京 22日 ロイター]日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長)は22日、円安の影響について、日本から海外生産を補完して輸出する動きになるとの見通しを示した。
同会長は、円安が進んだからといってすぐに国内回帰とはならないが、海外の生産の不足分については、現地の生産能力を拡大せずに日本での生産から補完するという選択肢ができた、と指摘した。

また、想定為替レートよりも相当円安が上振れしているため、期中に業績予想をさらに上方修正する可能性があることを明らかにした。ステークホルダーへの還元や、株主・従業員、サプライヤーへの還元など、どういう形かは各社の判断となるにせよ、間違いなく還元はされていくとの認識を示した。
2015年の国内需要については、税制が未定のため数字への言及は避けたが、「個人的には相当厳しい状況が続くと思う」との見通しを示した。またアジアについても、厳しい状況がまだ続くとした。(ロイター)
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