菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、安倍総理大臣が今週末からエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ暫定自治区を訪問することを発表し、イスラム過激派「イスラム国」の影響を受けるヨルダンへの支援などを表明する考えを示しました。
それによりますと、安倍総理大臣は今月16日から21日までの日程で、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ暫定自治区を訪問することにしています。
菅官房長官は今回の訪問について、「中東地域の安定の鍵であるエジプトと新たな関係を構築し、イスラエルとパレスチナでは両者間の和平への働きかけを行う。『イスラム国』対策の最前線として、難民等、地域の不安定の影響を受けるヨルダンに対する力強い支援を表明する」と述べました。
また、菅官房長官は「今回の訪問に合わせて民間企業関係者が同行する予定であり、各国との経済関係のさらなる強化を期待したい」と述べました。
現職の総理大臣がエジプトを訪問するのは、平成19年5月に安倍総理大臣がみずから訪問して以来8年ぶり、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ暫定自治区への訪問は、平成18年7月に当時の小泉総理大臣が訪問して以来9年ぶりとなります。(NHK)
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コメント
ポツダム宣言受諾70年の日本総理の行動として、世界のひとびとが関心をよせると、思います。