【ベルリン=工藤武人】ドイツ東部ドレスデンで反移民デモを続ける団体「ペギーダ」(「西欧のイスラム化に反対する欧州愛国主義者」の略称)は18日、イスラム過激派によるテロ情報があるため、19日に予定していたデモを中止すると発表した。
DPA通信などによると、イスラム過激派組織「イスラム国」が、ペギーダの有力者であるルッツ・バッハマン氏(41)の暗殺を計画しているとの情報があるという。ペギーダはデモを中止した理由について、「参加者の安全を守る義務がある」と説明した。
地元警察も「具体的な脅威」があるとして19日の屋外での集会を禁止した。独有力誌シュピーゲルは16日、ドレスデンとベルリン両市でイスラム過激派によるテロ情報があると報じていた。(読売)
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