■報道官が声明
【ワシントン=今井隆】米国務省のサキ報道官は20日、イスラム過激派組織「イスラム国」が公開したとみられる映像で日本人男性2人の殺害が予告されていることについて、「米国はイスラム国の脅迫を強く非難する。これらの日本人と他の全ての人質を直ちに解放するよう要求する。米国はこの問題で日本に全面的に協力する」とする声明を発表した。
サキ氏は「日本と結束し、緊密に連携する」とも強調し、この問題でケリー国務長官が岸田外相と電話で会談することも明らかにした。
アーネスト大統領報道官はこれに先立ち、CNNテレビに出演し「この過激派組織のひどい戦術を示すさらなる証拠だ」と非難した。
アーネスト氏はまた、「米国の信条は、人質解放のためにイスラム国へ身代金を支払うことは、米国人をより危険な立場に置くだけだというものだ。イスラム国に資金獲得のメカニズムを提供し、このようなひどい行為を実行し続けさせることになる」と指摘した。
今回のケースでも身代金を支払わない方法での解決を目指すべきとの考えを強調したものだ。(読売)
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