菅官房長官は、午後の記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が、拘束した日本人2人を殺害すると脅迫した期限に至ったとみられることに関連して、イスラム国側から連絡はないとしたうえで、引き続き2人の解放に全力を尽くす考えを示しました。
イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が、日本人2人を拘束し、72時間以内に身代金を支払わなければ、2人を殺害すると脅迫する映像をインターネット上に公開したことについて、政府は、23日の午後2時50分頃が期限に当たるとみていました。
これについて、菅官房長官は、午後の記者会見で、「72時間というのは相手側が声明の中で表明したことだ。政府としては依然として厳しい状況であるが、2人の邦人の解放に向けて、あらゆる関係者に対して協力要請をして、今、全力で取り組んでいる」と述べました。
また、菅官房長官は2人の安否について「さまざまな情報に接していることも事実であり、そういうなかで2人の早期解放を求めて、関係各国やさまざまな団体の方に協力要請をしている」と述べました。
さらに、記者団が、「イスラム国側から72時間の延長など、期限が過ぎたことに関するメッセージはあるのか」と質問したのに対し、菅官房長官は、「特別ありません」と述べました。(NHK)
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