■「イスラム国」と攻防
【カイロ=柳沢亨之】AFP通信によると、イラク軍幹部は26日、イラク中部ディヤラ県でのイスラム国との戦闘の末、同県全体を制圧したことを明らかにした。
イスラム国は同日、シリア北部の要衝アイン・アラブからも撤退しており、勢力拡大に陰りが出てきたとの指摘もある。
同通信などによると、イラク軍やイスラム教シーア派民兵は23日、ディヤラ県ムクダディーヤ周辺の複数の村でイスラム国を攻撃し、25日に制圧。村々には多くの爆弾が残されていた。ロイター通信によると、この戦闘による死者はイラク政府側が58人、イスラム国側が65人に上ったという。
同県では昨年夏以降、各地でイスラム国との激しい攻防が続いていた。(読売)
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