18334 世界各地でテロ活動が活発化か    古沢襄

二月五日午前七時現在のブログ・トップ5で私が注目したのは「②山谷国家公安委員長 イスラム国の”国内活動に関心”」と{③イスラム国”外国人系”主導か」の二本。

「イスラム国」に同調する日本国内のシンパがいることは、警察庁のOBから聞いていたが、心情的な共感であってもテロ行動には出ないということであった。

それと一見して中東や東南アジアの出身と分かる者よりも、日本人と変わらないアジア系の方を危険視している。その行動は自爆テロはほとんど考えられず、人が集まるところに爆発物をひそかに置く愉快犯的な犯行を警戒しているという。

警察庁警備局はすでに万全の構えで全県警と密接な警備体制に入っている。山谷えり子国家公安委員長が「イスラム国の国内活動に関心」は、その脈絡でとらえておく必要がある。

「イスラム国”外国人系”主導か」は時事の分析だが、これは「イスラム国」の内部で過激派と穏健派の対立があるということよりも、過激派が主導権を握った・・それも”外国人系”が主導するに至った点で極めて危険視せねばならない。

つまりはイラク、シリアでの軍事行動よりも世界各地でテロ活動を活発化させる可能性が強まったとみなければならない。火種は拡散されるからテロを防止する側にとっては厄介な情勢になったといえる。

ヨルダンについていえば、国境を越えて「イスラム国」が軍事的な攻撃に出ることよりも首都アンマンで自爆テロが頻発する可能性の方が大きいのではないか。
 

①イヤホンめぐり首相、野党議員を一喝    古沢襄
②山谷国家公安委員長 イスラム国の「国内活動に関心」古沢襄
③イスラム国「外国人系」主導か    古沢襄
④ジャド・カルブリ死刑囚の死刑も執行    古沢襄
⑤度を超した中国の外国企業いじめ    宮崎正広
 

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