このところクルド人部隊の女性兵士たちの映像が欧米メデイアに頻繁に現れている。ISISの戦闘員らは「もし、クルド女性兵士に殺害されたら、天国に行けない」と信じているから、女性兵士の部隊をみると一目散に逃げるという。
信じられないような”お話”だが、ISIS戦闘員の戦意を挫くために欧米メデイアが”メデイア戦略”として意図的に流しているのだろう。
UAE(アラブ首長国連邦)によるISISへの空爆に女性パイロット・マリアム・アル=マンスール少佐が初参加した。こちらの方は地上戦ではないので、あまり宣伝されてはいない。
いまやクルド人部隊の三割は女性兵士。戦闘経験も積んでISISにとって手強い相手になった。
戦闘員に女性兵士が多いのは北朝鮮。金日成は高句麗の兵制を取り入れ、高句麗の伝統である男女皆兵策をとった。
欧米でも女性兵士がいるが、自衛隊のように前線の戦闘部隊ではなく後方の任務に就くのが一般的である。だが北朝鮮人民軍の女性兵士は戦闘職種に就くものが多く、「女子降下部隊」も設置されている。
とくに目立つのは高射砲兵で一万門ある高射砲の多くは女性兵士が操作している。また米軍の上陸作戦を阻止するのは対艦ミサイル部隊と沿岸砲兵部隊だが、この沿岸砲兵にも女性兵士が進出している。
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