中国は十九日から旧正月の「春節」。十八日から始まる七連休を利用して、日本にやってくる中国人の観光客や買物客でごった返すという。
それを狙って”売らんかな”の日本側も商戦の準備で忙しい。
冷え込んでいる日中関係だが、民間レベルでは一足先に友好ムードがやってきたと、喜ぶ向きもあるが、そう手放しに喜んでいいものか?
日本にやってくる中国人は一人で百万円以上の買い物をすると見込んでいるが、十三億の民の中で限られた富裕層に過ぎない。
東京の日本ウイグル協会は、「共産党独裁政権がウイグルで行っているのは罪のない若者の拉致、言語、伝統文化の破壊、虐殺など、ウイグル人全体へのテロ行為そのものだ」と抗議声明を発表した。
中国当局は「春節」を迎え、各地の空港や駅でテロなどへの警戒を一層強めている。日本の治安当局も中国人観光客で混雑する空港や駅で警戒レベルをあげている。北京大使館も「旧正月にテロ」情報で中国に住む日本人に対して安全に注意するよう呼びかけた。
手放しで民間レベルの日中友好が来たと喜ぶのは早過ぎる。
■中国で18日から旧正月の7連休が始まるのを前に、一部の香港メディアが「旧正月にテロが計画されているという情報がある」と伝えたことなどから、北京にある日本大使館は17日、中国に住む日本人に対して安全に注意するよう呼びかけるメールを配信しました。
中国は19日に旧正月の「春節」を迎え、18日から7連休となります。
1年の中で最も多くの人が移動し、各地の空港や駅、それに観光地などが混雑することから、中国当局はテロなどへの警戒を一層強めています。
こうしたなか、北京にある日本大使館は17日、中国に住む日本人に対し連休中の注意を呼びかけるメールを配信しました。
メールでは、一部の香港メディアが「期間中、南部雲南省の中心都市・昆明でテロを計画しているグループがあるという情報がインターネット上で流れている」と報じたとして、この地域を含め、中国各地を訪れる人に対して、安全確保に努めるよう呼びかけています。
テロ計画の情報について、中国外務省の華春瑩報道官は定例会見で詳細なコメントを避けたうえで、「関係部門が強力な措置を取り、適切に人々の命や財産、それに正常な社会の秩序を守る」と述べ、治安の維持に全力を尽くす考えを強調しました。(NHK)
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