18483 ロシア、過激組織ISの中央アジアへの拡散を警戒    古沢襄

■ウクライナ問題で欧米との結束に壁 

【モスクワ=遠藤良介】ロシアは、自国南方の中央アジアやカフカス諸国に「イスラム国」が拡散する事態を強く警戒している。

ただ、ウクライナ問題で米欧との関係は決定的に悪化しており、本格的な国際協調には踏み切れずにいる。

アフガニスタンからの国際治安支援部隊(ISAF)撤収に伴い、中央アジア情勢の不安定化が最も懸念されている。

アフガンの国境地帯ではイスラム国に関係した武装勢力が攻勢の機会をうかがっているとされ、ロシアはタジキスタンに精鋭部隊を駐留させて対テロ作戦に備えている。

イラクをめぐっては昨年、戦闘機を数機供与して対イスラム国の戦闘を支援した。

ただ、シリア内戦ではアサド政権の後ろ盾となっており、米国の主導するシリア領内の空爆作戦には反対の立場だ。ロシアでは「イスラム国には米国と一線を画して対処すべきだ」との意見が強い。(産経)
 

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