■必ずしも味方ではない?
【ソウル=豊浦潤一】日中韓の歴史問題をめぐる対立について、シャーマン米国務次官が3か国すべてに責任があるとの立場を示したことが韓国で波紋を呼んでいる。
日本との論争で米国の支持を後ろ盾にしたい韓国は、米国が必ずしも味方ではないとも受け取れる発言に衝撃を受けている。
シャーマン氏は2月27日、ワシントンでの演説で「国家主義者的な感情を活用し、政治家たちが、かつての敵をけなして安っぽい拍手を浴びるのは難しいことではない。だが、そのような挑発はマヒを引き起こし、先に進むことはない」と指摘した。
日中が尖閣諸島をめぐって緊張を高めていることや、中韓と日本がいわゆる従軍慰安婦に関して争っていることなどを例に挙げ、「理解はできるが、イライラさせるものでもあった」と述べた。(読売)
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