■イラクで「表立った行動」-米統参議長
【ワシントン時事】米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は3日、過激派組織「イスラム国」に占拠されたイラク北部ティクリートの奪還を目指すイラク政府軍の作戦に、イランが砲撃などの支援を提供していると明らかにした。上院軍事委員会の公聴会で証言した。
イスラム教シーア派主導のイラク政府は、同派を国教とする隣国イランと緊密な協力関係を維持している。ただ、軍事作戦へのイランの参加は、イラク国内のスンニ派住民の感情を刺激する恐れもある。
デンプシー議長はイランの参加に関し「(これまでで)最も表立った支援行為だ」と指摘した。議長によれば、奪還戦を担う兵力のうち、約3分の2はシーア派民兵だという。米軍はこの作戦では、空爆を実施していない。(時事 午前九時四十六分)
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