18530 米 「IS戦闘員8500人以上を殺害」    古沢襄

アメリカ中央軍の司令官は、過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦で、アメリカ軍が中心となった有志連合が、これまでにISの戦闘員8500人以上を殺害し、ISは守勢に回り防戦を強いられているという認識を示しました。

これは、アメリカ中央軍のオースティン司令官が3日、議会下院の軍事委員会の公聴会で述べたものです。

この中で、オースティン司令官は、ISに対する軍事作戦について、「去年8月に空爆を始めてから、過激派組織の戦闘員8500人以上を殺害し、数百台を超す車両を破壊した」と述べ、大きな打撃を与えたと強調しました。

そして、「この組織は、当初のような勢いは見られず、イラクでは守勢に回っている。シリアでは、自由に移動しているものの防戦を強いられている」としたうえで、「劣勢になった結果、主に北アフリカといったほかの地域に移り始めている」と述べ、リビアなどほかの地域での警戒も必要になっているという認識を示しました。

そのうえで、ISを壊滅に追い込むには、まずは、イラクでの軍事作戦に集中することが重要だとして、イラク軍やクルド人部隊への支援に力を入れる考えを示しました。(NHK)

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