■襲撃犯は5年前に日本大使にも投石の過去
【ソウル=藤本欣也】聯合ニュースなどによると、リッパート駐韓米国大使が5日午前7時40分ごろ(日本時間同)、ソウル市内で男に刃物で右頬などを切りつけられ、負傷した。命に別状はないもよう。容疑者は現場で身柄を確保された。
容疑者の男は50代の韓国人で、「戦争訓練反対」などと叫んでおり、今月2日から始まった米韓合同軍事演習への反発が動機となった可能性もある。
容疑者は、2010年7月に重家俊範駐韓日本大使(当時)にセメントの塊を投げ付けて捕まり、懲役2年の有罪判決を受けた人物だと聯合ニュースが伝えた。
韓国メディアの報道によれば、大使は襲われた後、顔面から血を流しながら自力で歩き車に乗り込み、近くの病院へ移動したという。
大使は、在韓米国大使館の向かいにある文化施設で、南北協力を行う団体の会合で講演予定だったという。講演直前に団体幹部らと話しているところを襲われた。
韓国の警察当局によると、襲撃に使われた凶器は刃渡り25センチの果物ナイフだったという。(産経)
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