■中国懸念に米韓反発
【ソウル=藤本欣也】訪韓中のラッセル米国務次官補は17日、米国が検討中とされる迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に中国が懸念を示していることについて、「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に直面する中、米軍は米国と韓国国民を守るためのシステムを考える責任がある」と反論した。
韓国国防省の報道官も同日、「周辺国がわが国の国防・安保政策に影響力を行使しようとしてはならない」と中国側に反発した。
訪韓中の中国の劉建超外務次官補が16日、韓国側に「(THAAD配備についての)中国の関心と憂慮を重視」し、「妥当な決定」を下すよう求めていた。
ラッセル氏はまた、中国が韓国に参加を要請しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)に関しては、「高水準のガバナンス(統治)」が必要だとして、韓国に慎重な対応を促した。(産経)
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