■9人拘束・死者23人
[チュニス 19日 ロイター]チュニジアの首都チュニスで起きた博物館襲撃事件で、同国当局は19日、事件に関与したとして9人を拘束したと発表した。一方、過激派組織「イスラム国」は、インターネット上に出した音声声明で犯行を認めた。
18日に発生した今回の事件では、日本人3人を含む外国人観光客20人とチュニジア人3人が死亡した。
チュニジア当局は、治安部隊に射殺された実行犯2人の身元を特定。同国政府によると、2人はチュニジア人で昨年9月にリビアに渡り、過激派組織のキャンプで訓練を受けたという。2人がイラクに滞在していたとの報道もある。
イスラム国は録音メッセージで、自動小銃と手投げ弾で武装した実行犯2人を「イスラム国の騎士」と称賛。事件については「雨の最初の一滴」だとし、さらなる攻撃を示唆した。
チュニジア大統領府は今回の事件を受け、国内の治安態勢を強化し、主要都市には軍隊を派遣すると発表した。(ロイター)
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