18643 内閣府世論調査 75%が「愛国心を育てる必要あり」    古沢襄

■否定的な回答を大きく上回る
内閣府が21日付で発表した「社会意識に関する世論調査」で、「国民の間に『国を愛する』気持ちをもっと育てる必要があるかどうか」を尋ねたところ、75.8%が「そう思う」と回答した。

平成26年の前回調査比で0.5ポイントの微減だが「そうは思わない」(12.5%)との否定的な回答を大きく上回った。教育現場などで愛国心を養う機会を増やすべきだという意見が大勢を占めた格好だ。

他の人と比べて愛国心が強いかを聞いたところ、55.4%が「強い」と答え、「弱い」と回答したのは6.6%、「どちらともいえない」は37.9%だった。

国民が「個人の利益」と「国民全体の利益」のどちらを大切にすべきかを尋ねた質問では、「国民全体の利益」が50.6%と、20年の調査から8年連続で半数を超えた。「個人の利益」との回答は31.4%だった。
 

日本が良い方向に向かっていると思う分野を複数回答で聞いたところ、「科学技術」(30.1%)、「医療・福祉」(26.7%)、「防災」(21.3%)が上位を占めた。悪い方向に向かっていると思うのは「国の財政」(39.0%)、「物価」(31.3%)、「景気」(30.3%)と続き、いずれも前回調査を上回った。

調査は全国の成人男女1万人を対象に1月15日~2月1日に面接方式で実施。有効回収数は6011人。昭和44年から原則毎年実施している。(産経)

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コメント

  1. yosi より:

    愛国心涵養の必要性を75%の国民が感じている。素晴らしいことである。ひたすら日本の滅亡を願い、支那朝鮮(すこし前はソ連もあったが)の繁栄を願う伝統的左翼、リベラル、捏造専門新聞紙、NHKその他売国マスコミとその伴食者共はこの数字の意味をかみしめるべきである。
    決して「思想的敗北」などと思わない方がよい。要するにお前たちの「嘘」に金を出す国民が確実に減少しているのである。

  2. Ken. より:

    このアンケート結果、結構妥当だと思います。
    数年前の民主党政権下ではもっと違った内容予感。
    もっとも年月が過ぎないと現在の状況がはっきり認識出来ないおそれ。
    去年から「過去のブログ」ほか集中的に読んでいます。
    少しわかったことは日本人は見事に戦後のGHQ洗脳政策効果がいまだ継続。自分で考えない、批判しない、自国利益優先しないなどなど。ここにきてやっと変化のきざし。
    本当に自分たちでガードしていかないとあっという間に
    国が消えてしまう危機感、平和ボケ信仰からの脱却を今の若い世代につなげたい。

  3. ohsui より:

    このエントリーと次の「親殺し、子殺しを指弾する・・・」のエントリーを読んで考えたのですが、
    「愛国心」に着せられたレッテルが剥がれ、
    比較的抵抗の無い、新たな定義付けがなされたからではないのでしょうか。
    このレッテルは、コメント欄のKen.氏が仰る、GHQの洗脳というものなのか、コミンテルンの策謀なのか、戦争に関わる(関わった)言葉に対する忌避反応なのか、私には分かりません。
    しかしこの事は、小泉さんや安倍さんの蒔いた種のおかげだと、
    私は思っています。

  4. Ken. より:

    『愛国心』ほか何が遠因、近因なのかにわか勉強の当方には自分では答えられません。あくまで一引用。
    また第二次大戦以前の方々のとらえ方と「同一語」にしたアンケートも現代人には温度差があるも予感していました。
    ・・・・・・
    こんな議論や訂正などコメント者間でも活発に行われると有意義ですがブログ管理者の方の手間暇や主旨、体調考えるとさっと通り過ぎた方が新たな別トピックに切り替えられるかなとの思いもあります。いつも多面的な論客陣、楽しみにしてます。

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