■イスラエル戦略担当相
[エルサレム 2日 ロイター]イスラエルのシュタイニッツ戦略担当相は、スイス西部ローザンヌで行われていたイランの核問題をめぐる協議での枠組み合意について、「イランが何も譲歩しておらず、イスラエルや他の全ての中東諸国を脅かし続けているという現実からかけ離れたものだ」と指摘した。
同相は声明で「好ましくない(最終)合意が成立するのを回避するよう、世界に説明し、説得を続ける」と表明。
シュタイニッツ戦略担当相はその後、イスラエルの放送局「チャンネル2」に対し、イランがあまり譲歩せずに経済制裁解除という成果を勝ち取ったことをイスラエルが懸念していると述べた。6月の最終合意を前に、状況が改善されることを期待しているとも語った。
米国のオバマ大統領は2日、イスラエルのネタニヤフ首相と連絡を取る意向を明らかにした。それまでは、ネタニヤフ首相はコメントを差し控えるとみられる。(ロイター)
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